戦略ケース
ロート製薬株式会社
【ショートケース】 「オバジ」にみる新しいチャネル戦略の可能性
ロート製薬は2001年度に増収減益という実績に終わったが、2002年度は増収増益に回復し、2003年度中間期もこの基調が続いている。業績回復の要因として、2001年6月に発売したスキンケア化粧品「オバジ」の成功が貢献していると考えられる。
「オバジ」ブランド単体の実績は公式発表されていないため、同社のスキンケア関連事業の経営実績への貢献状況をみてみると、2002年度では売上増加分の132%、営業利益増加分の72%を占めている。つまりスキンケア関連事業がなければ増収は実現できなかったことになり、営業利益の増加分の7割以上を稼いだことになる。
スキンケア関連事業の好調を牽引したのが「オバジ」である。同ブランドの成功は、通常とは異なる導入・育成戦略にある。以下では、「オバジ」ブランドの導入・育成戦略についてみてみる。

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