オリジナル論文集
高失業率下の消費回復
消費低迷は、1997年4月の消費税率上げから顕著に見られ始めた。その要因は、まずは心理的なものであった。失業不安や年金、医療費などの将来の先行きに対する不安感が社会不安を生み出した。さらに、98年度からは企業のリストラなどによる失業者の増加と賃金カットなどの収入要因が消費低迷の要因に加わった。心理、収入の両面からの消費低迷のなかで、不安の癒しと節約が消費トレンドを支配してきた。
しかし、この消費がにわかに回復の兆しを見せている。家計調査で99年度5月にプラスに転じ、6月に再びマイナス、そして7月に再びプラスに転じた。なぜ個人消費が回復しつつあるのか。この分析を通じて、現在の消費傾向を捉え、21世紀の消費の行方を予測する。

−構成−
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