オリジナル論文集
利回り時代のマーケティング革新
企業は、「消費不況」と「資本効率」という直面するふたつの課題と、「多様な格差」社会という新しい時代環境に適応するために、どんなマーケティングを推進していくべきか。本稿は、(株)日本マーケティング研究所開催の「21世紀のデファクト・マーケティング特別セミナー」、及び当社の研修会における講演記録をもとに加筆修正した。

本論文の第1章では、現在企業が直面している課題は「消費不況」と「資本効率」であること、その背景として格差が拡大してきていることについてみる。このような「多様な格差社会」においては、これまでのマーケティングのスタイルでは通用しなくなってきている。
第2章では、多様な格差社会において、新しい経済法則とはどういうものか、そのなかで企業はどのような対応が必要なのか、についてみる。
そして、第3章以降では、まとめとして、これからのマーケティングをどのように展開していくか、企業が進化していくべき4つの方向性について展望する。

−構成−
  1. 利回り時代−格差市場
    (1) 消費不況の実相
    (2) アクセス格差
    (3) 格差が変える市場
    (4) 資本効率−企業間格差の拡大
  2. 新しい経済法則
    (1) 市場多様性への対応
    (2) 工業経済から情報ネット経済へ
  3. 進化の方向
    (1) アクセスマーケティング
    (2) セグメンテーション
    (3) アクセス
    (4) マルチブランド
    (5) スピード

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