オリジナル論文集
組織小売業対応の決め手は何か
長期化する不況に多くの企業が苦しんでいる。しかし、全ての企業が業績を悪化させている訳ではない。主要消費財メーカー18社の収益を分析すると、不況下でも営業利益を伸ばし、かつ高い営業利益率を誇る「勝ち組」と、営業利益減少ないしは営業利益率が低い「負け組」とに分かれる。
この要因はどこにあるのか。メーカー間の収益格差の主要因は、営業流通戦略、とくに組織小売業対応の差にある。安易な組織小売業対応は、主導権を流通側に奪われ、収益を悪化させる悪循環に陥る危険性を持っている。高収益をあげたメーカーは主導権を維持しながら、対策を打っている。

この論文では事例分析を通じて、小売対応におけるメーカー主導権回復のシナリオを提案する。

−構成−

  1. 平成不況下の収益格差と要因
  2. 組織小売業対応の悪循環
  3. 成功企業にみる組織小売業対応 成功の条件
  4. メーカー主導権 再確立のためのシナリオ

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