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2002年<企業・業界編> 8月号
NTTグループに強力な対抗勢力−東京電力とI I Jのそれぞれの思惑
東京電力(以下東電)と日本のインターネット接続大手のインターネットイニシアティブ(以下I I J)が本格的な提携に向けて検討を進めている。光ファイバーなど通信インフラに強みを持つ東電を中心とする電力各社と日本のインターネット接続の草分けであり高い技術力を持つI I Jが組み、高速大容量のブロードバンド通信でNTTグループに対抗する。
電力業界は2007年の電力小売り事業の完全自由化に向けて大きな変動期にある。自由化は電力会社にとって新規参入業者との競争という今までにない厳しい環境を生んでいるが、一方では事業展開の自由度が与えられることになる。とくに電力各社が注力するのが送電線に敷設された光ケーブル等を利用した情報通信事業の展開である。なかでも東電は、2002年4月に完全自由化の受け入れ表明を行い、日本テレコムの固定通信部門の買収交渉を進めるなど積極的な展開が目立つ。
今回の東電・I I J連合に向けた動きは、「NTTに対抗する勢力をつくりたい」というI I J鈴木社長の想いに、世界最大の電力会社である東電が乗ったという見方もされているが、それぞれの思惑とその実態についてみていきたい。

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