夢の登場人物は、それが実際の友人ではない場合は、自分の分身として登場することが多いのです。同性であれば自分の中の一面の象徴。異性は、恋人や配偶者の一面をあらわすこともあります。
現実での友人が夢にあらわれる場合は、実際にその友人が、連絡をとりたがっていることもあります。つまり一種のテレパシー夢。現実の友人との喧嘩の夢は、相手が自分に不満を持っている場合と、関心を持っている場合いずれか。友人と仲良くしている夢はむしろ逆夢で、自分がその友人に不満を持っていることのあらわれ。夢の中でだけでも仲良くしたいと思っている気持ちが見せる充足夢なのです。現実の友人や知人が夢にあらわれたなら、その人物との関係について考えることが大切です。その相手との関わりあい方を(必ずしも仲良くする必要があるわけではありませんが)改めて考えてみることで、あなた自身も、何かが見えてくることでしょう。夢の中で出会った客や友人が、憧れの人物なら、自分の才能を伸ばしたり、発揮するチャンスが訪れること。異性なら、恋人や配偶者とうまくいくこと。客や友人が、嫌いな人物である場合、それは自分の欠点を改めたいという気持ちのあらわれ。あるいは恋人や配偶者とうまくいかないこと。嫌いであっても、うまくもてなしたり、話し合っているようなら、問題や欠点を改善することができるはず。 |