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指導 山田英司 BUDO-RA編集長
2009年12月20日に行われた八極拳クラスの審査会の模様です。
この日、田中裕樹君が初段の昇段審査に挑戦しました。
今、八極拳クラスはレベルが上がり、今回、1級にチャレンジした南山君、米澤君、斑目君たちの熱心な練習生に追い上げをくらうかたちで、田中君の昇段チャレンジとなりました。
道場は、他の練習生との競争は当然あり、それが励みにもなるのですが、私は基本的に各自のペースで昇級、昇段をしていくので良いと思っています。
田中君は修行年齢が比較的高く、他の人よりゆっくりと技量を上げていくタイプでしたが、さすがに後輩に抜かれてはまずい、と思ったのか、ここのところ急成長を見せていました。
田中君が伸び悩んだ原因として、1.体が小さい、2.上体に力が入りすぎる、3.組手や対打で緊張しすぎる、などがあります。しかし、この3点は、修行者の誰もが陥る点です。
現在の稽古体系の中で完全にこれらの欠点を克服する方法論が確立しているわけではありません。
従って、欠点を抱えたまま田中君は昇段審査に臨み、欠点と長所の双方をあらわにし、合格しました。昇段審査とは技量のチェックであるので、欠点と長所を確認することは重要です。
今日では、その欠点の克服として、サンドバッグの打ち込みによるパワー増強と、組手なれによる緊張感緩和策をとり、徐々に効果を上げ始めています。(山田)
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