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BUDO-RA
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指導 山田英司 BUDO-RA編集長
 太極拳に関しては、私が「武術の構造 もしくは太極拳を実際に使うために」という書籍で理論と実技の一部を発表しました。
  そのため、太極拳の稽古内容は本の通りなのか?という質問をよく受けます。結論から言えば、本の内容通りではありません。
  もちろん、根本を貫く理論は変わりませんが、書籍は技術紹介であり、上達論にのっとった稽古内容の紹介ではないからです。
  実際の指導の中で試行錯誤を重ねながら、初心者でも安全に、太極拳の理論にそった戦いができるシステム作りには、大変な労力と時間がかかりました。理論が正しいということと、上達論に正しいこととは全く別次元の話だからです。
  今回、審査を受けた生徒は、ほぼ稽古体系が整備された頃に入門した者たちなので、組手においても非常に素直な太極拳的な動きをします。太極拳同士のときはもちろん、相手がパンチやキック、ナイフなどで攻めてきても太極拳の理論で対応できるようになりました。
  生徒は経験一年前後の者が大半ですが、週1回、一年間でこれだけの動きができるのなら、今後、5年、10年と続けていくと、どれだけのレベルにまで達するのか楽しみです。

  対打について簡単に説明しましょう。一本組手は平円の逆圏の動きを中心にしてパンチやキックを受け流します。次に、受け流してからその動きを止めず、崩しや攻めにつなげていきます。
  慣れると、相手のパンチやキックに粘らせたまま反撃できるようになりますが、今回の審査ではそこまではやりません。今後はさらに強力な発勁を加え、化勁も小さくしていくようにしますが、今の段階は大きく崩し、大きく攻めるようにしています。これが上達論的見地から大切なポイントなのです。
  また、太極拳にもパンチやキックの攻撃がありますが、化勁を身につけた後に学びます。
  先に学ぶと使うのに便利なパンチやキックに頼ってしまい、ただの変則的な動きをする打撃格闘技になるだけです。これまでの打撃格闘技と異なる動きをしようと思ったら、既成概念によって作られた「強くなる」という意識を捨て、その中で成功体験を積むことが、上達論の観点から最も大切なポイントとなるのです。(山田)


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