2011年12月6日、後楽園ホールで行われた注目の武道掣圏第二回大会。
佐山サトル総監の武士道復活の試みとして、武士の戦いと前後の儀式を現代に甦らせようというコンセプトの大会である。
従って、戦いの勝ち負けよりも、戦っているときの態度と戦いの前後の態度が問われる。いわゆる不動心が養われているか、を選手は問われ、観客に示す場として大会が位置づけられているわけだ。
観客も、会場の異様な雰囲気の中で、本能的にそれを感じ取る。自らも儀式の空間の中に身を置く緊張感に包まれながら観戦する。
日本ではこれまで定着していなかったが、ヨーロッパにおけるコンサート会場に身を置く感覚に近いだろう。ハレとケ、という概念は古来から日本にはあり、本来の集まりは、ハレとケという非日常空間に身を置くものだった。
まさに掣圏の大会は、ハレの非日常を、大会会場に再現したものと言えるだろう。(山田英司)
| 第十一試合 無差別級 |
| 桜木裕司(掣圏真陰流)◎ |
総合一本勝 |
色増幸作[IRO関](フリー)● |
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