 |

|
|
 |

Q:「電車男」という作品は、お話しを受ける前にご存知でしたか?

A:知ってはいましたが内容までは知りませんでした。

Q:実際オファーが来て、テキストの媒体を映像化することに対してはどう思いましたか?

A:難しい話だなぁとまず思いましたね。正直、途方に暮れた部分もありました。
ただ話題の原作だった事もあり、読んでみて是非やりたいと思いました。

Q:名無しさんの表現について、リアル感を出すにはどのようなお考えで行われたのでしょう?

A:名無しさんというのは日本中、もしかしたら世界の色々なところから掲示板にアクセスしていて、バックグラウンドも人それぞれだろうと思い、その彼らにもスポットを当てたかったのです。
「二人の恋とそれを応援するみんな」という構図を思い浮かべました。そして、それがいつの間にか逆転して行く。
それは原作の最後の方にみんなで「がんばれ!」と応援するスレッドがあって、心に来るものがあったので是非表現したいと思い、作家さんと協議して何人かを抽出して、キャラクターを作り出しました。
ネットで繋がっている話ということもありますが、例えば親子、夫婦、昔の恋人など、コミュニケーションについても1つのテーマにしたいという思いがあり、それがうまくいってない人を中心に配置しました。

Q:名無しさんの戦場のシーンですとか、テンションの出し方に感心しました。

A:やはりそこは原作からインスパイアされたところがすごくあって、掲示板の温度というのは表現したいと思いました。

Q:原作が注目されているということで何か気をつけた点は?

A:原作を読んだ人たちの期待に応えるべく、例えば戦場のシーンなどはCGではなく撮影用の本当の爆薬を使ってみたり、アスキーアートは外せないだろうということでクライマックスで使ったりしています。

 |
 |
一方で、原作は知っているが手には取っていない人や、普段コンピュータとの関わりが少ない人にも是非見て欲しいです。
というのは「電車男」に出てくるようなネット生活者は、知らない人からするとすごく斜に構えて、違う人種のようなイメージもありますが、その彼らが最後にはものすごく熱く応援する意外性というのを自分も感じていて、そこが心を動かしたところもあったので、原作を見ていない人も見ていただける間口を広げようと考えて作りました。
欲張って、どちらの方にも見ていただきたいな、と(笑)。 |

Q:短期間での撮影でしたが、それはドラマをやられていたのでクリアできたのでしょうか?

A:そういうこともあってオファーがあったのでしょう(笑)。実質30〜35日ぐらいですが、何とか出来ちゃいました(笑)。

Q:睡眠時間もあまり取れなかったのでは?

A:全く寝ていない日というのはありませんでしたが、完全に昼と夜が逆転している時期はありましたね。ただ、スタッフの方がきっと大変だったと思います。編集など仕上げの段階まで、映画関係の方々が到底ありえないスケジュールと言うぐらい、かなり突貫だったようです。


|
 |
 |