FinalData Basic版 使用マニュアル

1.『FinalData』プログラム( finaldata.exe )を実行します。


2.[ファイル(F)]メニューをクリックすると、プルダウンメニューが開きますので、[開く(O)...]をクリックします。
又は、ツールバーのをクリックします。

又は


3.次に、復元したいデータのあるドライブを選択し、[OK]ボタンをクリックします。


4.選択したドライブのディレクトリエントリスキャンが始まります。

 ハードディスクドライブを誤ってクイックフォーマットしてしまった場合や、ウィルス感染によってあなたの FAT( File Allocation Table )情報が破壊されたような場合、あるいはディレクトリ情報がある程度損傷を受けてディレクトリエントリスキャンだけではデータを見つけることができない場合には、データ領域にクラスタスキャンを実行してなくしたファイルを見つける必要があります。しかし、FATが正常である場合には、データ領域をスキャンする必要はありません。


5.続けて、クラスタスキャンを行う範囲を設定します。単に削除されたファイルを
元に戻す(Undelete)場合には、[キャンセル]ボタンを押して下さい。

チェックしたいと思うクラスタの範囲を選択します。このメニューは、ディスクを何回かに分けて復元する場合や問題が発生するクラスタをあらかじめスキップしたいときなどに活用できます(クラスタが不良セクタを持っている場合には、[無視]ボタンでスキップできます)。

[注:クラスタとは?]

 ハードディスクやフロッピーディスクなどの磁気記憶媒体では、データを効率よく読み書きするために区画が作られています。この区画の最小単位をセクタと呼び、通常1セクタ=512バイトです。1つ、または複数のセクタをまとめてクラスタという単位にして、このクラスタごとにデータを記録しています。たとえば1文字しか書いてない文書だとしても、ファイルとして保存する際には1クラスタ使うことになります。


6. クラスタ範囲を指定して[OK]ボタンをクリックすると、「クラスタスキャン」画面が開き
クラスタスキャンを実行します。

[注:FAT とは?]

 1クラスタに納まりきらないデータサイズのファイルは、複数のクラスタから構成されることになります。この場合、各クラスタのディスク上の物理的な位置は必ずしも連続しているわけではありません(分断化、フラグメント化)。それらのクラスタがどのような順につながって1つのファイルを構成しているのか管理しているものがFAT (File Allocation Table)です。FATに含まれる各エントリは、ディスクの各クラスタと1対1に対応しており、該当するクラスタが次に参照すべきクラスタが記述されています。では、ファイルの先頭クラスタはどこに記述されているのかと言いますと、ファイル名やファイルサイズが収められているディレクトリエントリに記録されています。

 FATエントリのサイズにより、管理できるクラスタ数も変わってきます。当初MS-DOSでは、このFATエントリに12bit(管理可能な最大ディスク容量は128Mbytes)を割り当てていましたが、ディスクの大容量化により、MS-DOS3.xではこれが16bitに拡張されました。16 bit FATでは、32bitのセクタ番号を用いることで、最大2Gbytesまでのディスクを管理できます。その後もディスクの大容量化が進み、16bit FATでもFATエントリが不足したため、Windows 95 OSR2より32bit FATのサポートが追加され、最大2Tbytesまでのディスクを管理できるようになりました。しかし、FATの構造が従来のものと異なるため、互換性の面でいくつか不都合な面もあります。


7. 結果が表示されます。


8.表示された中から復元するファイルおよびディレクトリを選択した後、[復元(S)]を選択するか、
あるいはツールバーでをクリックします。

[復元(S)]メニューを選択することができない場合は、復元したいフォルダやファイルを選択していないためです。まず復元したいファイルやフォルダを選択してください。

又は


9.FAT や復元先のディレクトリを決めて、[復元(S)]ボタンをクリックします。

単に削除されただけのファイルを元に戻すには、FAT1 か FAT2 を選んでください。
ウィルスやフォーマットなどで FAT が損害を受けている場合のみ、 No FAT を選んでください。

10.復元したフォルダやファイルは、正常に内容を表示できるかどうか、別途エクスプローラから開いて確認してください。