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#03 本物の英語がたっぷりつまってます!

「みのるふるさと」沢登秀信

 Hi! エリックです!どっちが先にでてくるの?歌詞?それとも、メロディ?というのはよくある質問だね。パっ!と歌詞とメロディが同時に全部でてくるのが理想だけど、現実はなかなかそうはいかない。だいたい、最初の歌詞が1〜2行だけ、パっ!とでてくる。それから、残りの歌詞を書いて、最後にメロディ をつけるかな。でも、歌詞さえあればメロディをつけるのは比較的簡単なんだ。

 なぜかというと、英語の文章の中にはすでに自然なrhythmとmelodyが入っているから。そのrhythmとmelodyをひっぱりだすのが作曲家の仕事といえるかもね。こんな事を言っていいか分からないけど、日本のpopsにでてくる英語は、ほとんどが自然のrhythmを無視しているように思えて、僕としてはかなり気になるんだ。もちろん日本語にも自然のrhythmがあるよね。日本のpop artistの中でうまく日本語のrhythmをいかしているなと感心するのは、忌野清志郎や矢野晶子かな。

 留学時代に、僕は友だちのつくった日本語の歌を丸暗記した。意味はよくわからなかったけど、言葉のもつrhythmとmelodyはしっかりと身に付いた。彼の歌が、現在の僕の喋る日本語に与えた影響はとっても大きい。その友だちはいまも、うまく日本語のrhythmをいかしてたくさんの曲をつくっている。ちょっと、紹介させてもらいます。沢登秀信のCD「みのるふるさと」。是非、聞いて下さい。(僕も制作に参加しました!)

 今回は一般の英語テキストにでてくるような英語ではなく、実際にアメリカ人がつかっている、ほんとうのrhythmとmelodyをもつ英語を大きな声でうたおう!まずは、5つの言葉が合体して変身(! )した、"DOYAWANNADANCE?" テキスト英語では"Do you want to dance?" だけど、本物の英語では"Doyawannadance?"となる。Beach Boys のDo you wanna dance? をshowerを浴びながら大声でうたえば、楽しいし、本当の英語のrhythmが身に付つくよ。Lou ReedのNew SensationsがRoad Musicで、Jeff BuckleyのLilac WineがLove Musicなら、Beach BoysのDo you wanna dance? はShower Music だね。


"Parallel Line"Blondie

 "Doyawannadance"みたいに合体して変身をとげたフレーズは歌だけでなく、誰もがふつうの日常会話でよく使っている。僕が特に好きなのは、 Wadayawannado? (What do you want to do?). 響きがよくて、口から出てくる時のなめらかな感じもいい。歌によく出てくるフレーズの代表格、"Gonna (going to)"が聞けるのはBlondieの"One Day or Another"。これもShower Song としてお勧めだよ。

 "One Day or Another"には、Gonnaの他にgetcha (get you) もmeetcha(meet you)もwinya(win you)もでてくるよ。合体変身wordsのオンパレードだ。隣のマンションの人が怒らないかぎり、大きな声で歌ってみよう。自然なrhythmが身につくこと、間違いなし。よく聞くと市販されている洋楽CDにはwanna/gonna/getcha がいっぱい使われている。さっき紹介したBeach Boys。

 

僕がもっている彼らの Greatest hits の歌詞カードを見ると、"Help Me Rhonda" の二つ目のverseは
She was going to be my wife
And I was going to be her man

となっている。でも、実際に聞こえてくるのはgonnaなんだ。英語の歌と会話はwanna/gonna だらけ。だって、それが本当の生きた英語だからね。