東京カンテイ|特集 2005年ワンルーム最新事情〜ファンド隆盛と地価上昇で岐路に立つワンルーム市場〜

2.首都圏中古

1.ワンルームマンションのストック数

ワンルームも確実に加齢化が進んでいる。築30年を超えるワンルームは、2005年1月時点で9746戸に過ぎない。しかし築20年超のワンルームのストック戸数は67,628戸と急増している。これらは第四次マンションブームであった1970年代後半から1980年代前半のワンルームが相次いで築20年を超えたためで、その後も急速な勢いでワンルームストックが増加していく。

首都圏におけるワンルームの総ストック数は2005年時点で205,893戸となり、2004年に初めて20万戸の大台を超えた。初めて5万戸を超えたのは1983年で、その5年後の1988年には10万戸の大台を超え、さらにその5年後の1993年には15万戸の大台を超えている。しかし、20万戸の大台を超えるのにはそれから11年かかっている。バブル崩壊によってワンルームの供給量が低く抑えられていた影響が出ている。

毎回指摘している通り、築年数のかさんだワンルームをどのように活用していくのかが、今後の重要な課題である。社会財としての認識が特に薄い老朽化したワンルームは、現在の所有者に対応を委ねているだけでは、建替えや再開発の際に合意形成を行うにも困難を極めることが必至と考えられる。

※“投資用として一般に分譲されたワンルームマンション”としては、1971年に分譲された港区赤坂の物件が最初とされている。

首都圏 専有面積30m 未満住戸のストック数推移 (1971年以降2005年は1〜9月)

【東京カンテイ調べ】


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