フランダースの犬
1975年1月5日〜1975年12月28日
/ 全52話 /
世界名作劇場
あらすじ
1870年頃のベルギー・フランダース地方でのこと。ネロはおじいさんと貧しいながらも幸せに暮らしていました。ある日、ネロは道端に捨てられていた犬のパトラッシュを見つけ、家に連れて帰り看病します。元気になったパトラッシュは牛乳運びの仕事を手伝ったり、いつもネロと一緒に過ごすようになりました。ところが、おじいさんが無理をして働いたために体を壊し、やがて亡くなってしまいます。それから次々と不幸な出来事が訪れます。ネロはパトラッシュと共に健気に立ち向かいますが...。
キャラクター紹介


[約25分]
- 第1話 少年ネロ
- 友達となったジョルジュとポールに連れられて廃屋の屋上へ案内されたネロはそこからパトラッシュを見つけます。飼い主である金物屋の隙をみて、疲れきったパトラッシュに何とか水を飲ませてやるネロ。それがネロとパトラッシュの初めてのふれあいでした。そしてある日ネロは、土手に捨てられていたパトラッシュを見つけ、何とか救おうと家へ連れていくのでした。
- ネロの看病の末、すっかり元気を取り戻したパトラッシュ。夏の日差しの中、ネロとアロアはパトラッシュと共に思い切り野山を遊び回りました。ネロたちはパトラッシュを一緒に町へ連れて行きますが、かつての習性からか、パトラッシュは荷車を引こうとします。その意志を汲んだおじいさんは、引き具を作ってパトラッシュに与えます。ところが元気になった姿を見た金物屋はパトラッシュを返すようにネロに迫ってきました。おじいさんはある大きな決断をすることに...。
- おじいさんはネロに立派な大人になってほしいという自分の夢を話します。おじいさんの意志に添いたいと強く思うネロでしたが、一方で彼の胸には別の情熱が芽生えつつありました。それは絵への情熱。教会に飾られた思い出の絵のような美しいものを自分が描けたら...。ネロの夢はふくらむばかりでした。そんなある日、ネロは町で見た白い画用紙がどうしても欲しくて、自分の力でお金を稼ごうと木こりのミッシェルの手伝いを始めます。
- ネロは、初めて真っ白い画用紙が自分の物になった事がうれしくて仕方がありませんでした。最初は緊張のあまりどんな絵を描こうかと悩んだネロも、アロアの言葉に励まされ絵筆を取るようになりました。そんなネロとパトラッシュの楽しい日々に、大変な出来事が起こります。おじいさんがお金を払う約束を破ったと思い込んだ金物屋が、無理矢理パトラッシュを連れ出してしまいました。 ヌレットおばさんから事の次第を聞いたネロは、たまらず夜道をかけ出します!
- アロアのイギリス留学が本決まりになりました。しかし、どうしてもアロアはその話を受け入れられないでいました。出発の準備が進む中、ネロはアントワープの町でアロアと会います。二人は市場の地図屋でアントワープからロンドンまでの距離を確かめました。地図の上では、指の間に収まるほどの距離しかありません。ネロとアロアは、たとえ遠くに離れても心は近くにいるのだと気が付き、笑顔を交わし合います。ですが、翌日、港にアロアの見送りに急ぐネロに、予期しない出来事が待っていました。
- 教会には、まだ見たことがないルーベンスの絵が2枚もあります。しかし、絵を見るには銀貨が必要なのだといいます。それをおじいさんに話すことは出来ません...。ネロはカーテンの前にただ立ち尽くすのみでした。そんなある日、荷物を町まで運んだ帰り、いつか雪道で助けてくれた婦人と出会います。婦人はネロが絵を描くのが好きだと知って、一緒に教会の絵を見ようと誘ってくれました。うれしさに震えるネロでしたが、約束の朝、おじいさんが突然の病に倒れてしまいます!!
- 長い間、母親のようにネロの面倒を見てくれたヌレットおばさんが、娘夫婦と暮らすため引越しをすることになりました。ネロは改めて、家族と暮らすことが何より幸せだと感じます。ある日、アロアは病気になってアントワープの町へと帰ってきました。青白くやつれたアロアとの再会に、ネロの心は痛みます。医者はアロアを村へ帰す事をコゼツたちに勧めます。アロアが村へ帰った事を聞かされたネロは、おじいさんが作った薬草をコゼツ家に届けようと道を急ぎますが...。
- 村の空気を吸い、大好きなネロと再会した事で、アロアの病状は日増しに快方へと向かっていました。コゼツの目もあり、まだ思うように会えないネロとアロアでしたが、ネロは心の底からアロアの全快を願います。そんなネロに、ジョルジュたちがすごいニュースを持ってきました。アントワープの町で絵のコンクールが開かれるといいます。1位に選ばれると200フランの賞金が出る上に、絵の勉強も出来るのです。早速準備を始めるネロでしたが...。
- おじいさんの病気は思いのほか長引きました。ある日、隣の家に越してきたセルジオが牛乳運びをやる事になり、ネロの仕事は極端に少なくなってしまいます。ネロは、おじいさんに心配をかけまいとそれを隠しながら、密かに港の荷物運びをして、もらったお金でおじいさんにおいしい物を食べさせてあげようと考えます。上等の肉をお土産に買って帰ったネロに、おじいさんは優しいねぎらいの言葉をかけます。そして、ネロが食事の支度にかかった時、おじいさんは...。
- ついにおじいさんの絵が完成しました。コンクールに出品するネロだったが、結果は惜しくも落選。ネロに残された最後の希望はかなえられませんでした。その発表の帰り道、ネロとパトラッシュは雪道でコゼツの2000フランの大金を見つけ、アロアの元に届けます。そして、ネロはアロアにパトラッシュのことを頼むと、みんなの前から姿を消してしまいます。今こそ誰もがネロを求めているのに…!
メインスタッフ
脚本:吉田義昭、加瀬高之 他/音楽:渡辺岳夫/場面設定:坂井俊一/キャラクターデザイン:森 康二/作画監督:羽根章悦、岡田敏靖/美術監督:伊藤主計/プロデューサー:中島順三、松土隆二/監督:黒田昌郎 他/「よあけのみち」歌:大杉久美子・アントワープ・チルドレン・コーラス/「どこまでもあるこうね」歌:大杉久美子
メインキャスト
ネロ・ダース:喜多道枝/アロア:麻上洋子・桂玲子/ジェハンおじいさん:及川広夫/コゼツ:大木民夫/エリーナ:中西妙子/ジョルジュとポール:駒村クリ子・菅谷政子
(C) NIPPON ANIMATION CO., LTD. Presented by Janime.com
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