愛少女ポリアンナ物語
1986年1月5日〜12月28日
/ 全51話 /
世界名作劇場
あらすじ
20世紀初頭のアメリカ西部。ポリアンナは4歳にして母をなくしますが、父のジョン牧師に、どんな逆境にあっても喜びを見つけ出すゲーム「よかった探し」を教わり、明るく元気な女の子に成長します。しかしその父をも病で亡くし、一人ぼっちになったポリアンナは、遠く東部に住むパレーおばさんに引き取られて暮らすことになります。
父に教わった「よかった探し」がポリアンナの心の支えとなり、しだいに町の人気者になりますが、ある日交通事故にあってしまい...。
キャラクター紹介


[約25分]
- 第1話 教会の小さな娘
- 体があまり丈夫でないお父さんは、次第に健康をそこない、ポリアンナの将来を案じながら亡くなってしまいます。お父さんが残した言葉は、「よかったを探すんだ――」。ひとりぼっちになったポリアンナは、その言葉を胸に、ベルディングズビルにいる叔母のパレーのもとに引き取られていきます。しかし、丘の上の大きな屋敷を夢見るポリアンナを、パレーはなぜか冷たく迎えるのでした...。
- 叔母のパレーがポリアンナを引き取った理由は、ただハリントン家の当主としての責任と義務。そんな彼女にとって、天真爛漫なポリアンナの行動は理解の範囲を超えていました。ポリアンナは時に落ち込みながらも「よかった探し」を続けていきます。ある日、孤児のジミーと友達になったポリアンナは、パレーおばさんがジミーを引き取ってくれると思い込み、家に連れて行きます。ところが、パレーは激怒。ジミーもパレーの冷たさに怒りを爆発させてしまいます。
- 骨折して動けなくなったペンデルトンのお見舞いに行くポリアンナ。医者のチルトン先生の声は、亡くなったお父さんによく似ていました。一方、ペンデルトンとチルトンは、ポリアンナがパレーの姪であることを知って、なぜか動揺を隠せません。ペンデルトン、チルトン、そしてパレー。大人たちの間に、どんなわだかまりがあるのか分からずに困惑するポリアンナ。彼らとパレーの間に果たして何があったのでしょうか。
- ペンデルトンの愛した女性が自分の母親だったと知り、揺れ動くポリアンナの心。そんな時、ポリアンナは交通事故にあい、足が動かなくなってしまいます。二度と歩くことはできない...。医師の残酷な宣告を聞き、絶望に打ちひしがれるポリアンナ。「よかった探し」ができないポリアンナを街の人々は励まし、勇気づけます。そして、ポリアンナを深く愛するようになったパレーの心にも、少しずつ変化が起き始めていました。
- ポリアンナの足は手術すれば治るかもしれない...。チルトンはパレーにボストンの名医、エームス博士を紹介します。しかし、その手術は命の危険を伴うものでした。わずかな可能性にかけ、手術を決意するポリアンナ。多くの人々が祈る中、手術は成功します。目覚めたポリアンナを待っていたのはパレーとチルトンの優しい微笑み。愛する人たちを目にして、ポリアンナは喜びの涙を流すのでした。
- ボストンの病院へリハビリで通う間、ポリアンナはカリウ夫人の屋敷に滞在することになりました。「プリズムの国の女王様」――ポリアンナがそう呼ぶほど美しいカリウ夫人。しかし、大きな屋敷で部屋に閉じこもる毎日を送っていたカリウ夫人は、ポリアンナとの生活に戸惑いを覚えます。一方のポリアンナは、行方不明になってしまったチップマックを探しに、ひとりでボストンの街へ出かけます。
- チップマックを探して迷子になったポリアンナは、ミッキーという新聞売りの少年に救われます。公園では、チップマックを助けてくれた車椅子の孤児・ジェミーと友達になりました。ある日、ポリアンナはカリウ夫人が7年前に夫と子供を亡くし、その後、かわいがっていた甥のジェミーが行方不明になってしまったことを知ります。ポリアンナは公園で出会ったジェミーが、カリウ夫人の探しているジェミーかもしれないと思うのでした。
- ジェミーと会って話をしても、彼が行方不明だったジェミーなのかわからず、困惑するカリウ夫人。悩んだ末、苦しみから抜け出すためにジェミーを引き取りたいと申し出ます。ジェミーがカリウ夫人と暮らすことになり、心からの喜びを感じるポリアンナ。そんなポリアンナにも、いよいよベルディングズビルへ帰る日がやってきます。賑やかなさよならパーティの後、ようやくポリアンナとパレーとチルトンの三人の生活が始まるのです。
- ポリアンナの全快を祝うささやかなパーティのさなか、往診に出かけ、崖から転落してしまったチルトン。あまりにも突然の死――。悲しみから立ち直れないパレーは、部屋に閉じこもってしまいます。そんなパレーやポリアンナを励まそうと、ボストンからカリウ夫人とジェミーとサディがやってきました。ポリアンナの周囲は次第に明るさを取り戻していきます。そして、カリウ夫人は、ジミーの顔に見覚えがあると感じます。
- ジミーがジェミー・ケントかもしれない――。カリウ夫人はそう思い始めていました。その話を聞いたポリアンナは、ジミーが持っていた素性のわかる書類のことを思い出します。しかし、もしジミーが本当にジェミー・ケントなら、引き取られたジェミーはどうなるのでしょう...。心を痛めたポリアンナは、パレーとペンデルトンに相談します。そして、カリウ夫人たちがボストンへ帰る日、書類はジミーの意志で開かれることになりました。
メインスタッフ
脚本:久貴千彩子/音楽:小六禮次郎/キャラクターデザイン:佐藤好春/作画監督:佐藤好春/美術監督:川井 憲/プロデューサー:中島順三、石川泰平/監督:楠葉宏三/主題唄OP:第一部「し・あ・わ・せカーニバル」唄:工藤夕貴、第二部「微笑むあなたに会いたい」唄:工藤夕貴/主題唄ED:第一部「愛になりたい」唄:工藤夕貴、第二部「幸福」唄:工藤夕貴
メインキャスト
ポリアンナ・フィティア:堀江美都子/ジョン牧師:田中秀幸/ジェニー・フィティア:渡辺菜生子/パレー・ハリントン:野沢雅子/ジョン・ペンデルトン:銀河万丈/ジミー・ビーン:山田栄子/トーマス・チルトン:田中秀幸/ルース・カリウ:池田昌子
受賞暦
昭和61年度 文化庁こども向けテレビ用優秀映画作品賞受賞
87年(昭和62年)第4回日本アニメフェスティバル・アトム賞受賞
(C) NIPPON ANIMATION CO., LTD. Presented by Janime.com
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