2004年は、この国にとってどんな年になるのでしょう?
来る来ると言われながらも、
未だその兆しを見せない大地震は、本当に来るのか…?
支持率急落にも負けず、抵抗勢力にも屈することなく長期化の様相を呈してきた小泉政権。
さて、その未来は?
誰もが気になる日本の未来を、6人の占い師の先生が占います。
 
     
 
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1.2004年、小泉政権の行方
 1-1. 小泉政権はどうなるの?
 1-2. 今、小泉政権に必要なものは?
 1-3. 小泉政権、その強さとは?
 1-4. 石原慎太郎東京都知事の総理就任はありうる?

2.大地震、SARS、テロ。日常生活を覆す出来事は、果たして起こるのか?
 2-1. 気になる大地震。本当に来るの?
 2-2. SARS、テロ…。脅威のゆくえは?
 
     
 
1-1. 小泉政権はどうなる?
−2004年、小泉内閣はいったいどうなるのでしょうか?
政界再編で、新首相誕生?それとも小泉さん続投?
鎗田宗准先生
 来年は申(さる)年であることも考慮に入れると、小泉さんの運気はすごく落ちる。とくに注意しないといけないのが、同じ申(さる)の月の8、9月。 でも、一応しぶとく続く、と。8月、9月を乗り越えたらOKだけれども、もしこけるとしたらその前にかもしれない、という答えです。

大石眞行先生
 2004年は、みんなが思っているほど小泉さんの運気はそう悪くはない。以外にしぶといな、という感じです。 ただ、自分からいろいろと余計なことを言ったりやったりすることによってそのとがみを受ける、という卦がでました。 で、多分とどめを刺されるとしたら、年末近く11月になってからではないかと。ただ、2月もそれと同じような時期、 もう少し弱いヤツが来るんで、2月にもその前兆があるということですね。

隈本健一先生
 小泉氏個人的な運命から見ますと、2004年の6月から8月ですね、ここに多分大きな山がくるだろうと。 ただ、それと同時に国家の運命も連動してみますと、2003年に政界再編の予兆があって、2004年にその決定打がある。 で、2005年に完了。しかもこれは、単なる政界再編というよりも、与党とか野党とかそういう枠組みが全部壊れて、 もう一度組み直す、みたいなかたちになるだろうと思います。政治体制自体の表看板が大きく変化するようなことです。

伊泉龍一先生
 一言でいうと「因果応報」。続くか続かないかの答えになってないですね(笑)。 これ、文字通り取ってもらいたいんですけど「やったことに応じてその正当な報いがくる」って感じのイメージがあるんですね。 先程、大石先生が言われてたことに近いと思うんです。なにかこう、やりすぎてしまうとそれに見合ったかたちの結果になってしまう、 ってことなんで。どうなるかってことはわからないですし、当たり前かもしれないですけど、慎重に物事をやっていかなければならない。 そんなことを、小泉さんにアドバイスできれば言ってあげたいですね(笑)。というわけで、答えにはなってないかもしれませんが、 やり方次第ってふうに、今は思います。

林秀靜先生
 小泉政権はですね、2004年は続行です。意外と小泉さんは運がお強くて、来年は非常にがんばって政権は続けられると思います。 ただし2、3月、誹謗中傷の大きな嵐の中で、足場をかなり崩しかけるんですね。しかし、4月からまた運気を取り戻してしまうんです。 ですから、2月、3月は耐えて耐えて、というかたちでいくと思いますね。

スカーレット・アース先生
 せいぜいもって、2004年いっぱいかな。っていうのは、年の初め1月、2月くらいですかね、かなり小泉政権の基盤を揺るがすような、 何か大きな問題も起きそうですし、その後もずっと混乱続きなんです。ですから8月くらいには、かなり小泉首相大変なんじゃないかと思うんですよ。 何か変化が起きるとすれば、8月頃。9月以降は、なんとか持ちそうだけど、かなり求心力は失いそうかなと。そういうふうに読んでいます。
−みなさんの答えを見ると、2004年はなんとか持ちこたえそうですね。ただ、2月、8月くらいが要注意だと。 小泉さん個人の運気で占っている先生と、日本全体の運気を見ている先生と両方いらしたんで、そのあたりで若干月の差が出ているんでしょうね。
隈本健一先生
 占星術では、小泉首相個人の運勢と、国家の運勢を両方比較しながら見ていくんです。というのは、小泉首相はこの国で一番偉い人ですから、 言動、考え等が国家の運命を左右するだろうと。したがって、小泉さんのそれと国家そのものの運命と、共に見ていくわけです。
 それで見ていきますと、実は当初、もう少し早い時期に政界再編もあり得ると思っていたんですが、そこまでいかなかった。 でもそういうタメがあると、過去のデータ上、後でどっと出るんですね。小泉首相のほうは、首相になってからこれまで、 最大の山場っていうのは迎えたことがないんですよ。それに今の現状を考えますと、おそらく最大の山場は、 2003年の決断等々が2004年の状況に反映されたころであろうと。そういうふうに考えて、こんな結果になったんです。
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1-2 今、小泉政権に必要なものは?
−小泉さんが政権を維持するには、何が必要でしょう?人相占いもやられている林先生、人相的にはいかがですか?
林先生
 中国では、「動物相」というのがありまして、その人が何の動物に似ているかということで性格とか生き方、人生等を判断するという占術があります。 小泉さんの場合は、羊の相ですね。ヤギとか羊。ということはですね、権力者に従順な相になるんです。この権力者というのは、当然アメリカであろうと。 つまり、ブッシュさんの言いなり政権になりやすい。しかも2004年は欧米諸国の力が強いので、小泉さんはさらに言いなりになりやすいと、 そういうふうに判断しております。

鎗田先生
 まぁ、易にも出ていますけど、やっぱり痛みに耐えなさい、ですね。あっ、まさに因果応報じゃないですか(笑)。 易では、「火雷ぜいこう」という卦がでているんですね。これはね、虫歯でクルミを噛み割らなくてはいけない。 その覚悟でもってやらないとお前駄目だよって、こういう意味なんですね。「痛みに耐えて……」と散々言ってきた首相ですから、 自分も痛みに耐えて政権を維持していただきたいなと思います。耐えられるかどうかはわかりませんが(笑)。
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1-3. 小泉政権、その強さとは?
−占い的には、小泉さんのどういったところが強さの秘訣だと思われますか?
スカーレット先生
 うーん、占いで、ですか…。私が出した易だと、それほど強いっていうのではなくて、下からなんかジリジリと追われていく、と。 弱体化していくというようなかたちが見えますよね。ただ、意外としぶといかもしれないですね。駄目じゃないかといわれながらも、 何とか持つかもわからない。そういう感じはありますよね。

伊泉先生
 小泉さんの強さ、でしたっけ?っていうか強さなんかあるんですかね?(笑)なんか、強いというよりも、 状況に応じて動いていくっていうイメージなんで。強さは必要ないんじゃないですか、小泉さんには。まあ、言い換えれば、 その臨機応変さが強みなんですかね。

大石先生
 えーっと、そうですね。小泉さんの生年月日を見ると、周りのいうことを一切聞かなくていい、という運命なんですよね。 ですから、あの方が強く何かを打ち出すというのではなくて、たとえば周りから何を言われようと、 まったく無関心に自分の言いたいこととやりたいことをやっていていいんです。波が下がることも上がることもあるんだけど、 下がっても、そのまま言いたいことを言っていると、そのうちに波が追いついてきてうまく押し上げてもらえる、と。 だから、うまく立ち回るという人ではないですよね。元々わがままを言える生まれというのがあの人の強みであって。 逆境もあるんですけど、知らん顔していると、いつの間にかまた運気が盛り上がってきたときに乗っかってしまう…。 非常にマイペースな方ですよね。
 ただ、先ほどの易の卦で、私、2月に前兆と言いました。それが、今言ったことでいいますと、好き勝手なこととか、 まわりの状況をあんまりわからないでポンと発言したことが、非常に咎めたてを受けて、3月くらいにもしかしたら、 いま同盟を組んでいる人間が手を切りたがるようになる、と。で、いよいよ孤立無援になっていくんじゃないかと、予想しています。
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1-4. 石原慎太郎東京都知事の総理就任はありえる?
−因みに、次に政権を握る方が、現東京都知事の石原慎太郎さん、なんてことはありえるんでしょうか?
鎗田先生
 簡単ですね。答えはNO。非常に、石原さん人気はあるんですがね。どうも今は、運がない。だから、 2004年に総理に上がるということはまずないでしょうね。来年以降はわからないけど、まず今年はない、 ということですね。

伊泉先生
 2004年の石原さんっていうのは、いろんなやっていることが、周りから推し測られる感じがするんですね。 自分の見せ方とか表の部分じゃなくて、実際どんなことをやってるとか、そういうことをすごい厳しく見られていく。 逆にすごくシビアな状況になっていくように感じますね。今年、石原さんが首相には、なりにくいんじゃないですか?
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2-1. 気になる大地震。本当に来るの?
−やはり皆さん、気になりますよね。来る来ると言われながらも、まだ来ていない大地震…。
2004年にその大地震は来るのでしょうか?
鎗田先生
 答えは「ない」です。易で見るときに、地震の卦っていうのはそのままあるんですよ。それがまず少なかったこと。 あと、地震なんかを占うときって、大勢の方が亡くならないと大地震とは見ないんですね。例えば、 マグネチュード1000ですと言っても、誰も亡くならなければ大地震とはならない。 そういう意味で言うと「人間の損害はないだろう」という占果で出てたんで、巨大地震はないという判断です。 ただし、地震なわけですから地面が動くっていう意味では「変化」するわけですね。 その「変化」がありそうなのは、1月、4月、10月頃。小さいのか、中くらいのはあるかもしれない。 場所は、東北。というのは、私は東京で占いましたから、それよりは北の方で起こりやすい、ということです。

大石先生
 大地震は、ないです。まずは一安心ですね。
 易の仕組みについてちょっとお話ししますと、例えば今回のような地震を占いたいとき、その地震を表す目の付け所を決めるんです。 それが、今回は非常に弱くなっていた。ですから、それは起こらない。起こっても小さい、ということですね。 したがって、まず2004年に大地震というのはない。
 ただ、まったくピクリとも動かなかったかというと、そうでもなくてですね、弱いけど少しはあります。 といってもですね、一年を終わって年末に、今年の10大ニュースっていうときには、そこになんとか載るくらいの大きさですよ。 それくらいのものであれば、6月くらいに起こるのではないかと。私の予想としては、横浜よりも少し西の、 神奈川から伊豆にかけての辺りではないかと思っています。

隈本先生
 まあ私もですね、地震はない、ということで、安心していただきたいですね。
 先ほど鎗田先生がおっしゃったように、人が多く亡くなるような地震しか星占いでは出てこないんですね。 ですから、マグネチュード7とか8とか非常に大きいのがあったとしても、誰も亡くならないと星には出てこない。 そういうことで、安心できるかなと言いたいところなんですけども…。 地震意外で東アジア、東南アジア含めての情勢がちょっと気になるんですね。
 星占いで、戦争とか人が亡くなったり、血を見るようなことを表す星が「火星」なんですけども、 この火星が日本の国運に影響を与えているんですね。だから、日本もしくは北朝鮮、 フィリピン辺りが政情不安になる可能性が非常に強く出ています。これは本来ならば2003年に起こってもおかしくなかった。 なのに起きなかったわけですから、2004年に東アジア、東南アジア系で政変あり、東経で52度近辺が非常に不安定になると出ていたんですね。 これはおそらく中東近辺だと思いますが、この辺の政変が、国際情勢に影響を与えるほどの巨大なものになるだろうという予測は立ちますね。
 ですから地震は安心だけれども、そこら辺に巻き込まれたときの日本がどうなるか、懸念されます。

伊泉先生
 出しずらいんですけど…。これ、ギャグじゃなくて、わかりません(笑)。占ってはみたんですけど、タロットでみても、 こういうことってよくわからないんですよ。できる人もいるのかも知れないですけど、僕のやり方だとわからないんです、残念ながら。 まあ、あるかないかというよりも、ないことを僕は祈るということで(笑)。
 タロットカードだと、目の前に相談者の方がこられて、実際のご相談の内容によって身近な問題に答えを出すということが一番得意なんです、 日常のことの方が(笑)。例えば浮気しているけど彼の気持ちは…?みたいな、よろず相談。 女の子が気になっている、ごちゃごちゃしたようなこととかね。だからタロットは女の子に人気なんです。

林先生
 地震は起きます。ただし中地震。大きな地震はないと思います。起こりやすいとすれば、4月、7月、10月が有力だろうということで。  なぜこう出たかは、内緒です(笑)。地域は…、わかりません。

スカーレット先生
 これはですね、ちょっと不思議な卦といいますか…。「大地震があるのか」っていう占的で易を振ったんですね。 そしたらですね、その時に出た卦には、地震の揺れそのものでの被害は感じられなかったんです。 けれども、どうもちょっと気になることがありまして…。
 それはですね、地震の揺れで建物が倒壊するとかいうよりは、どちらかというと地震の後の二次災害ですね。 小規模なり中規模なり、地震が起きますと津波とかありますよね。地震そのものは大したことないんだけれども、 なんか、そこで人のミスが関わってしまって…。例えば水門とか防潮扉とか、そういったものの開け閉めですかね。 そんなことにトラブルが起きて、大した揺れではないんだけれど、それが事故につながる、というようなかたちに私には見えてしまったんですね。 ですから、天災そのものよりも人災ですかね。その辺の弱さみたいなものが露呈されてしまうかなっていう。 時期は、5月から8月くらいの間で、場所は首都圏ではないです。でも首都圏に近い、どちらかといえば大都市で起きるかな、 っていう。まあ、起きないことを祈りたいです(笑)。
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2-2. SARS、テロ…。脅威のゆくえは?
−あと、SARSやテロなんかも気になるんですが…。 スカーレット先生、テロは本当に来るんでしょうか? 林先生、SARSはまだ治まりませんか?
林先生
 SARSが日本で流行るかどうかですが、今年は流行りません。というのは、六十干支(ろくじっかんし)というのがありますが、 それでいうと、2003年は癸未(みずのとのひつじ)。2004年は甲申(きのえさる)という年なんです。 去年のこの羊のは、湿った土でありながら、火を含むというのが特徴です。したがって、多くの人たちが体の中に湿気や熱がたまりやすくなる。 そんな状況の中で起きたのが、SARSの蔓延です。打って変わって来年は申の年なんで、ヒンヤリした感じで火は含んでいませんし湿った土もない。 ということで、2004年にSARSの流行はないだろうと。

スカーレット先生
 アルカイダが日本をテロの標的にすると聞いたときに、これはちょっとやばそうかなと思って、梅花神易で断てたんです。 確かに、爆発とかテロ、そのものを表す易が出たんですけど、ニューヨークであったあれほどのテロではないですね。
 暗示としては「建物の一番下」というものなので、例えば地下ですとか下水道とか、建物そのものよりもちょっと見落としがちな、 そういったところに何か仕掛けられてしまうというか…。そういう暗示を受けました。規模はそんなに大したものではないと思うんですけどね。 時期は、早ければ1月、2月が要注意ですし、あとは7月、8月ですかね。
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