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由紀かほる 女教師 絶頂三重奏
目 次
女教師 絶頂三重奏
女教師 裏切りの秘芯
凌辱夜
真昼の失楽園
ルーズソックスの女王
淫血の絆
聖色の太腿
(C)Kaoru Yuki
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女教師 絶頂三重奏
1
ノー・スリーブの白いタートルのシャツに、紺のミニ・スーツを合わせて、
シンプルなデザインだが、その分カッティングはセクシーで、脚の形を引き立てるところが気に入ったのだ。
何しろ、今夜のミニは半端なものではなかった。膝上二十数センチ、というより股下五センチと言った方がわかり易かった。我ながら、気合いが入っていると思った。
二十歳前後の娘やオミズ系の女ならともかく、すでに二十八歳で、職業は中学校の英語教師である。校内ではもちろん、街中でも穿くのは一瞬、
たしかに、脚の美しさには紀香自身、少なからず自信を持っていた。少し、太すぎるかなと思うが、その分伸びやかで、男の眼にはそれがたまらなくセクシーに映るということも承知していた。
とは言え、もし恋人である三上雄一郎から、
「君のような知的な美人が、ミニを穿くと凄く素敵だよ」
デートの度に言われなければ、ここまで短いスカートは穿けなかったに違いない。
結果は大成功だった。
イタリア料理を食べながら、今夜三上は正式にプロポーズの言葉を告げてきたのだ。
馴れ初めは、三上の息子の良介が紀香の教え子だったことによる。五年前のことだ。
一年前に、クラシックのコンサートで偶然再会し、そのときには三上も前妻と別れた後だった。
年齢的には十六歳の差があったが、紀香にはほとんど気にならなかった。いや、むしろ同年代の男たちに比べたら、ずっと大人同士のつき合いができることが、うれしかった。
恋に恋するのではなく、相手を一人の人間として見つめ、信頼し合える点が何よりも貴重に思われるのだった。
それに、紀香としても今が一番いい時期だという気持ちがあった。五年前なら早すぎただろうし、五年後では少し遅い。別に焦っていたわけではないが、売るなら今がベストだった。
もちろん、それだけの相手に出会えなかったということもある。
同僚にも言い寄ってきた男は多かった。中には合格点をやれる者もいた。が、それでは紀香には不満足なのだった。
相手が教師なら、経済面は心配ない。自分が働き続ければ、並以上の暮しはできるだろう。 ただ、そんな生活を望んでいるかと言えば〃NO〃だった。自分には、もっと違う未来が待っているのではないか――そんな思いが、紀香の胸の奥には常にあった。
建築家として海外でも評価を受けている三上の存在は、それだけで紀香には魅力的だった。 もちろん、人間的にも気取らず、威張らず、落ち着いた三上の気質が好きだった。が、それだけではなく、自分の選んだ仕事に、真摯に情熱を注ぐという彼の姿勢が素敵に思えるのだった。
絶対に安売りだけはしない――そう思ってきたものの、三十までもう二年なかった。
三上以上の男が現われるとは、紀香も思えなかった。
「お受けしますわ、プロポーズ。こんな私でよろしかったら、お嫁さんにして下さい」
食事が終る頃、紀香はそう答えていた。
ホテルのバーで呑んだ後、
「ちょっと見せたいものがあるんだ」
三上が案内したのは、南青山に建築中のビルだった。三上が設計したビルで、上階の方は三上の新しい事務所になるという。すでに九分通り完成していて、あとは消防等の検査や荷物の搬入を待つのみだった。
白を基調とした外観は素晴らしくモダンでありながら、あちこちにどこか日本的な雰囲気が残された三上らしいものに仕上がっていた。
誰もいないビルに、紀香はエレベーターで最上階へと連れていかれた。
広々とした窓から眺める夜景は悪くなかった。何よりも、この場所からたった二人で都心を見渡しているという気分が最高だった。
「乾杯しよう」
窓際に立っていた紀香は、三上の差し出したシャンパン・グラスを受け取った。
ガランとした部屋中に、栓を抜く音が小気味よく響いた。
グラスを合わせて、注がれたドン・ペリニオンを口に含む。
「幸せ」
思わず紀香は呟いていた。
「僕もだ」
口髭を品よくたくわえた三上の唇が、静かに重ねられてきた。
「ウッ、ンンッ」
紀香は喉を小さく鳴らして、ミニから伸びる太腿を軽く擦り合わせた。
三上はグラスをとり上げて、窓際の三十センチほどの枠に置くと、片手で豊かにせり出すヒップを撫でてきた。
紀香は身を硬くして、キスしたまま一瞬眼を大きく見開いた。
身体を触られて驚くような、ウブではもちろんなかった。ただ、こんなに大胆で積極的な三上ははじめてだったのだ。
これまでも何度となく、三上の愛撫に身を委ねてきている紀香だった。その愛撫は文句なしに極上の歓びを与えてくれた。
前戯に上手すぎるということがあるはずがないのだが、三上の場合にはそれが当てはまった。 女体の弱点を知り尽くした上で、その攻め方も心得ていた。決して、焦らず、急がず、常に遠まわしにポイントポイントを攻めてくるのだった。
女の身体とは性感を直接愛撫されるのではなく、
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