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セキュリティ特集記事 @niftyセキュリティ相談室

第7回 無線LANって何が危険なの?

【質問】 無線LANって通信を「盗聴」や「不正利用」されると聞いたんだけど本当?
質問者:43歳 会社員
無線LANを利用していると「盗聴」されるという話を聞くけど、本当?
「盗聴」されないようにするにはどうしたらいいの?
「不正利用」されるとどうなるの?
【回答】 セキュリティ設定をしていないと盗聴や不正利用に巻き込まれる危険性も!
カスタマーサポートデスク回答者:カスタマーサポートデスク

無線LANとは、LANケーブルを使わずに電波を利用して無線通信をする手段のことです。

家庭にあるパソコンだけでなく、ネットブックやスマートフォンといった無線LAN対応端末の普及や、さまざまな回線事業者から公衆無線LANサービスが提供されていることから、外出先での利用も増えています。

このように利用が広がっている無線LANですが、電波を利用して通信を行うことから無線LAN盗聴や不正利用について危険性が指摘されています。

(1)家庭などに設置している無線LANルーターへの不正なアクセス

ひとつめは、無線機器にセキュリティ設定を施さないと、無線LAN利用範囲内にあるパソコンから無線LANを自由に利用できてしまうことです。

これは家庭内にあるパソコンだけでなく、例えば近隣の住宅や、近所でスマートフォンを持ち歩いている人からも通信可能なため、不正アクセスに利用される可能性があるということです。

また、無線LANを不正利用されることにより、あなたも関与していると見なされる可能性もあります。

これにより下記のような危険にさらされる可能性があります。

・インターネット接続設定のIDやパスワードが見られてしまう
・パソコン内の共有フォルダなどにアクセスされてしまう
・迷惑メール送信の踏み台にされてしまうなど、不正な利用

ほとんどの無線LAN機器にはセキュリティ機能が搭載されていますので、誰でもアクセスができないよう、まずはパスワードを設定しましょう。
初期パスワードが設定されている場合もありますがそのままにせず、パスワードを変更するようにしましょう。

また、パソコンにはMACアドレスという、そのパソコンしか持っていない固有の番号があります。MACアドレスというぐらいなので、住所のようなものです。

無線LANルーターなどの機器において、許可したパソコン以外は無断で利用されないよう、このMACアドレスによるフィルタリングを行うことも有効です。

(2)通信を暗号化しないと、通信内容が盗聴されてしまう可能性がある

もうひとつの危険性は、暗号化していないことによる無線LAN通信の通信傍受です。

通信に暗号化を施しておかないと、その通信内容、特に個人情報を盗み見られてしまう可能性が高くなります。

・ホームページに入力したIDやパスワードなど
・通販サイトで入力したクレジットカード番号など

無線LANを利用しているパソコンの盗聴防止には、通信の暗号化が有効です。

無線LANの暗号化には「WEP」という暗号化技術があります。
多くの無線LAN機器に採用されている技術ですが、すでに低い信頼性しか持ち合わせていないといわれていますので「WPA」による暗号化をおすすめします。

「WPA」は「WEP」について脆弱性を指摘されたため、セキュリティ対策をアップして策定された暗号化技術です。

今回のポイント

  1. 1.無線LANルーターなどには必ずパスワードを設定しましょう
  2. 2.MACアドレスによるフィルタリングを設定し、接続するクライアントを制限しましょう
  3. 3.無線LAN利用時には暗号化機能を有効にしましょう