
パソコンが再起動を繰り返す場合、感染力の強いウイルス「MSBLAST.A」に感染している可能性が極めて高いと思われます。
「MSBLAST.A」は、Windowsに存在するセキュリティホールを狙い、インターネットに接続しているマシンに感染するウイルスで、感染してしまうとWindows OSの一部が異常終了または再起動したり、ウイルスの感染活動によりネットワークの帯域を消費し、結果的にネットワーク全体のスループットを低下させるなどの被害をもたらします。
パソコンが再起動を繰り返す場合、「MSBLAST.A」に感染したものと考え、以下の手順でウイルスの駆除を行いましょう。
ウイルス駆除手順
- 感染の拡大を防止するためにコンピュータの電源を入れる前にモデムケーブルやネットワークケーブルをはずし、コンピュータをネットワークから隔離します。
- 修正プログラムなどをダウンロードするために、コンピュータが「MSBLAST.A」の影響を受けないように、次の手順に従ってシステムの設定を変更します。
- Windows 2000
以下のMicrosoftのページを参照し、DCOMを一時的に無効にしてください。
- 回避策 5: DCOM を無効にする
- Windows XP/2003
- 回避策 2: インターネット接続ファイアウォールを使用する
- 修正プログラムのダウンロードの際、「MSBLAST.A」が別のコンピュータに感染しないように、以下の手順を参照して、活動を停止してください。
- Ctrlキー+Shift キー+Escキーを押し、タスクマネージャを起動します。
- [プロセス] タブをクリックします。
- "msblast.exe" が存在する場合「MSBLAST.A」に感染しているため、"msblast.exe" を選択し[プロセスの終了]をクリックしてください。
- 警告画面が表示されるので、[はい]を選択してください。
- "msblast.exe"が残っていないことを確認したら、タスクマネージャを終了してください。
- 1.〜3.の処理を行った場合、一時的に「MSBLAST.A」の活動が停止していますので、ネットワークケーブルを接続し、以下の修正プログラムをダウンロードしてください。
- 修正プログラムのダウンロード
- 修正プログラムの適用が終わりましたら、「MSBLAST.A」を駆除するためのツールをダウンロードします。トレンドマイクロ株式会社では「トレンドマイクロ ダメージクリーンナップサービス」という駆除ツールを用意しています。
- リンクをクリックすると、ダウンロードが開始されます。
- トレンドマイクロ システムクリーナーのダウンロード
- 詳しいご使用方法はこちらをご参照してください。
- 2.で変更しましたシステム設定を元の状態に戻し、ネットワークを回復してください。
これで「MSBLAST.A」の駆除は終了です。今後登場する新たなウイルスの感染を防止するためにも、ウイルス対策ソフトやサービスの導入と、日頃のセキュリティパターンの更新をお勧めします。