Q:今回で何度目の来日になりますか?
ユン:今回で4回目の来日になります。
実は4〜6歳の幼少時には日本に住んでいたんですよ。当時は日本語しか話せなかったのに、今ではすっかり日本語を忘れてしまって…。韓国語しか話せないんです。
あ、そうそう、前回の来日時には松山で、うどんを食べましたよ。人も親切だし、日本ではいい想い出ばかりで、ホントにいい国だと思います。いつか松山に家でも買って、一日中うどんが食べれたら幸せですよね。
Q:ヨン・ホゲ役にキャスティングされた時の感想を教えてください。
ユン:まず『太王四神記』のシナリオを読んで、ヨン・ホゲ役を依頼された時、すぐに快諾しましたよ。特に後半になると、ホゲが登場する素晴らしいシーンも沢山あることはシナリオで分かってましたから。
でも、日本をはじめ多くのアジアの国々でも放映されることは知りませんでしたね。この大作ドラマへの出演で有名になりたいとか、スターになりたいとかではなく、ヨン・ホゲ役を通じて、純粋に俳優として成長したい、という想いが強かったんですよ。
それも、架せられた哀しい運命を背負いつつ男気を忘れない、ヨン・ホゲというキャラクターに惚れ込んでしまいました。
それに、共演する俳優の先輩達が凄いんですよ。僕の父親役(ヨン・ガリョ=パク・サンウ)は、僕が高校生だった時に見ていた有名なドラマの主役だったんですよ。そんな大先輩の方々と、一緒に演じられることだけでも光栄でしたし、楽しく演技ができました。
そんな大先輩達と共演することで、色々と演技面でも教わることや感銘を受けることも多かったですね。そんな機会に恵まれた意味でも、本当の大作でしたし、俳優としてステップアップしたかったんです。
また、このドラマに出演して初めて、いい俳優になるという前に、まず人間として立派であるべきだとしみじみ感じましたね。
Q:ヨン・ホゲを演じるにあたり、努力した点はありますか?
ユン:そうですね…、本格的な歴史ドラマへの出演は初めてなんですが、ホゲ役になりきるため、アクションシーンなども全て自分でやりました。特に馬に乗るシーンが多かったのですが、クランクインの4ヶ月も前から、1日2時間の練習を欠かさなかったほど、乗馬には力を入れましたね。それだけ役になりきりたかったんです。
また剣術なんかも、実は事前にこっそり練習しましたよ。お陰で撮影クルーの方々にも、良く頑張ってるねと褒めてもらいました。
何より、今までの自分のイメージにこだわったり、無理に新しい一面を見せようとするのではなく、純粋にヨン・ホゲになりきって自然に演じられるように努力しました。
Q:ご自身の出演したシーンの中で、一番記憶に残っているシーンはどこでしょうか?
ユン:実は最終回でのシーンなのですが…、要はどんな状況にも屈しないホゲが、最期に見せる涙のシーンが印象的でしたね。哀しい宿命を背負いながら、今まで涙を見せなかった男が、深い哀しみの象徴として流す涙だからこそ、その意味は深く重いと思います。
そうそう、先頭シーンなどはキルギスタンでの撮影したんですが、非常に過酷な環境でしたね。スタッフや出演者を含めて百名以上いたのに、シャワーが1つか2つしかなかったんですよ。さらには、洗濯機も1台しかなくて、みんな交替で使用して凌ぎました。
部屋にはネズミも出るし、蛇口を捻れば錆びた水しか出てこない。そんな環境での撮影が2ヶ月も続いたんですよ。
それでも、実際に撮影されたシーンをスタッフと一緒に確認した時には、みんなに良かったと認めてもらえました。だから、あの辛さも今ではい想い出ですね。
Q:日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
ユン:この『太王四神記』の為に、2年間も努力してきました。撮影は本当に大変でしたが、この壮大なるドラマを、皆さんが心から楽しんでくれれば嬉しいです。
また、今後もいい演技が出来るように、大きな愛で見守っていてくださいね。
今後も応援をよろしくお願い致します。